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MSX1000HR型は、X線焦点5ミクロンの高解像度型です、微細なサンプルを鮮明画像で捕らえます。 いずれも、X線照射時間は積算カウンターで管理できます、5000時間の動作保証が付きます。 XYテーブルは電動式で、装置前面の窓から基板を見ながら目的のBGAなど部品位置を決めることが出来ます。位置確認はレーザーポインターで行います。 X線撮像部は0〜60度まで透視角度を傾斜させることが出来ます。(XYテーブルは固定です) 安全機能は万全です、インターロック機能により、万一X線使用中に装置の扉を開けるとX線発生器は停止します、X線照射中は装置の上部にあるX線照射ランプが点滅して知らせます。 マニュピレータを使用すると小型部品を360度回転させながらX線検査が出来ますが、同時に透視傾斜角度も変化することも可能です、組み合わせるとより詳しい透視データが得られます。 |
![]() レーザービーム ![]() 扉窓 |

MSX1000型X線検査装置
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MSX1000で測定したmBGA(1mmピッチ)の画像サンプルです、鮮明な画像が得られます、映像倍率は10〜100倍まで可変できます。 X線管電圧は、最大110KVKvまで可変です、管電圧は高いほどX線は短波長となり、透過力が高まります。電流は100μA最大まで可変できます、電流が大きくなると画面は明るく映ります。 X線管は強制空冷式で連続測定可能です、X線照射は必要の無いときはこまめにスイッチOFFとすることで、効率よく装置を使用することが出来ます。 |
![]() 60KV 40μA 0° ![]() 70KV 50μA 50° |
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右の画像は、いずれもX線スイング角度0です、(上)は、0.8mm半田ボール、(下)は、15..0x15.0mmCSPをMSX1000で測定した画像です、0.5mmピッチのハンダボールがほぼ均等に見えます。 MSX1000では映像倍率約10-100倍率で画像をモニター上に写します、BGAの場合、XYテーブルの移動で目的の画像を捉えます、捕らえた画像の調子を整え、静止画像に変換してエンハンス調整を行いセーブします、JPEGまたはBITMAPで保存が出来ます。 |
![]() 70KV 15μA 0° ![]() 70KV 15μA 60° |

MSX1000HP/HR (880W x 1560H x 950D mm)
| 項目 | 仕様 | |
| MSX1000HR | ||
| 基板サイズ | 300x360mm 最大 | |
| XYテーブルストローク | 180Yx180Xmm | |
| XYテーブル駆動 | 電動 | |
| XYテーブルサイズ | 350W x 400D mm | |
| タッチパネル式コントロール | XYテーチング可能 | |
| X線管電圧 | 30---90 Kv | |
| X線管電流 | 40 micro A | |
| 焦点サイズ | 5 micron m | |
| X線管球 | 東芝IXR-M313A | |
| X線管 | 透過型 エンドウインドウタイプ | |
| 冷却方式 | 密閉式 強制空冷 | |
| 傾斜角度 | 0度〜60度 | |
| X線漏洩線量 | 1μSv/H以下 | |
| X線防護方式 | X線防護特殊キャビネット | |
| 透視拡大率 | 10--140倍 | |
| 検出器 | 東芝E5881JCA1-2N/NU | |
| 出力像20mm | ||
| 入力視野切り替え型 | ||
| PC | デスクトップ | |
| CPU | 2.53GHz | |
| メモリ | 512MB | |
| ストレージ | CD-R/RW, FDD3.5, HDD 80GB | |
| OS | Windows XP | |
| LCD | 17型 1280x1024 | |
| 画像処理機能 | 画質改善(アベレージング/積算) | |
| エンハンス強調 | ||
| コントラスト/ブライト調整 | ||
| 4面/16面表示 | ||
| 3次元表示/白黒反転/画像拡大(1〜8倍) | ||
| 画像計測(GxVision) | X/Y 2点間距離 | |
| 楕円/円/BGA/ボイド 面積 | ||
| ワイヤー流れ/丸孔ずれ | ||
| 統計処理/キャリブレーション | ||
| レーザーマーカー | レッドマーカー | |
| 画像ボード | RICE-001/PCI バス/Rev2.1 5V 32bit 33MHz | |
| 電源 | AC100V 1000VA | |
| 本体サイズ | 880Wx1560Hx960Dmm | |
| 重量 | 約300Kg | |
改良などの理由により、概観、仕様が変更される場合があります。